鈴木 淳史
「電車男」は誰なのか―“ネタ化”するコミュニケーション
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人気ランキング : 115207位
定価 : ¥ 1,050
販売元 : 中央公論新社
発売日 : 2005-01 |
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電車男の真偽論争ではなく、2chから文化論を展開しようとした本 |
もしもあなたが、電車男の真偽論争に興味を持っているとしたら、この本はほとんどなんの情報も提供してくれません。ズバリ、「電車男の時刻表」があなたの行くべきサイトです。著者の本意は、2chと電車男を通して、この人なりの文化論を語るところにあり、実際、ページの大部分は、日本古代からの均一化された国民性や、「ネタ」とは何かといった話に費やされています。ですので、そういうのに興味を持っている人には逆によいのかも知れません。
「知れません」と言ったのは、この本を読んだ限り、著者は本当にただの人です。別に電車男のスレにリアルで参加していたわけでもなく、2chに対して特に造詣が深い内容を展開しているわけでもありません。加えて、文化論を語るだけの専門知識をもっているわけではありません。論理も洞察も浅く、評価に値しません。著者は否定するかもしれませんが、「電車男の便乗本」です。タイトルと中身が違うところが決定的ですよね。
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淀川がゆく! |
はいみなさんこんばんは。きょうはネ、電車男の話ですネ。
電車といえば、オネゲルのパシフィック231ですネ。
わらしこれ聴いてビックリしましたねー。コンサートホールなのに電車の音がするんですもの。あーこんな科学力のある国と戦争したんだなあってしみじみ思いましたですネ。
さて、コミュニケーションというテーマを電車男の受容という観点から読み解いたかれの作品ですが、いつもどおり性急なとこもありですが、考えさせられる、ヒントネこれがとってもふんだんで私はいつもビックリしますネ。
グッドバイ。
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結末が初めてわかりました。 |
ぜってーあのままじゃおわらない。
電車男を読み終わった後に続きを知りたくて買いました。
結果的にたどりつけました。
なるほど、その後の一番面白いところが削除されていますね。
電車男にハマッタ方はやはり最後まで読むと納得するんじゃないですかね?
著者の結論には納得しつつも、個人的には美しいまま・・・
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「違和感」で自分のネットジャンキー度を判定できる本 |
「電車男」は 2ch 発の書籍なのに、なぜか 2ch の住人には大不評。一体、なぜ? この疑問を解く鍵を求めて、私は本書を手に取りました。結果、概ね満足しました。
大所高所から分析した批評家風の言葉はたいてい、無意識に動いている現場の人間には違和感のあるものです。発言者が現場の人間だったとしても、それは同様です。上司の訓示が上滑りしているように感じるのはこのためで、土台、言葉にならないものを言葉にすれば、こぼれるものが多いのは仕方ありません。
著者は 2ch の住人ですし、私も利用者の一人です。けれども、やはり本書の説明には違和感がある。著者自身もそうだと思います。
読んでいて面白かったのは、「自分のよく知らない部分の説明ほど、もっともらしく思われる」こと。本書を読んで、すっかりもやもやが消えた方は、多分、2ch に代表されるような文化に染まっていないのでしょう。著者の前作「美しい日本の掲示板」と同様、リトマス試験紙のように使える1冊です。
ただし、本書はかなりマニアックです。多数の補注も、マニアをニヤリとさせるような記述に終始しており、ネット初心者をサポートしません。ベストセラーとして大々的に報道されて初めて「電車男」を知ったような方にはお勧めいたしかねます。
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あの人は今・・・ |
一世を風靡した、「あの人」は今どうしているにだろうか。
ニュースや新聞でまで話題になった、あの人「電車男」を検証する。
どこまでが真実でどこからが作り上げられたものなのか。
作り話疑惑が生まれたとたん読者の評価が下がってしまったのはなぜか。
実話に価値はあっても、作り話に価値はないのか。
作り話である小説として読んだ場合の価値はどうなのか。
ネットの世界と現実世界との間で揺れ動く、「あの人」をめぐるそれぞれの思いはどこへいくのか。
「電車男」そのものには まったく興味がなかったが、この本を読んで
謎解きの材料としての「電車男」なら読んでみたいと思った。